ホーム » 学生の声 » 2011年度新司法試験合格者インタビュー(3)
2011年度新司法試験合格者 標準既修課程2009年3月修了|二本柳 宏美|この法科大学院の環境を友人、知人から羨ましがられます

── 本学法科大学院では当たり前と思っていたことが、友人知人から羨ましがられたと語る二本柳さん。
それがどのような事であったのか、お話をお伺いしました。

合格しているとわかった時はどんなお気持ちでしたか?

今回が3回目の受験だったのですが、試験後の手応えもあまり無かったので受かっているとは思いませんでした。
合格がわかった今もあまり実感がなくて…ホッとできたという感じです。

この法科大学院を選んだ理由、将来の目標などをお聞かせください

写真:二本柳 宏美

大学時代に法律を学んでいた時、せっかくならこのまま法科大学院へ進んでさらに勉強してみたいと思うようになりました。
試験日程がちょうど良かったというのもありますが、出身が札幌と言うこともあり、この法科大学院への受験・入学を決めました。

入学する前や在学時代はそれほど意識していなかったのですが、他の大学院へ進学した友人などと話をしていると、この法科大学院で実務家教員の方々から学べる機会をすごく羨ましがられました。
そんな教授の皆さんとの距離や学生間の距離が近いので、みんなで勉強するという雰囲気がすごく良かったと思っています。
遊びたい気持ちが強くなっても、それを自然と抑えられるのも少人数制のメリットと思いますし、結果的にですがこの法科大学院で学べて良かったと思っています。

まだ将来の目標についてハッキリとは決めていないです。
司法修習生として勉強を続ける中で決めて行けたらと思っています。

在学中と卒業後で試験勉強や日々の生活で変わった点などありましたか?

在学時代の2年間は、法科大学院の授業と試験勉強を平行して行っていましたが、卒業後は自習室を借りて、朝から夜まで試験勉強に専念できたと思います。
時間の管理を自分でしなければならないという大変さはありますが、その分、自分の勉強に多くの時間を取ることも出来ましたね。

在学中は特にゼミなどに参加はしていなかったのですが、卒業後に仲間とゼミを始めました。
それまでの勉強とは違い、客観的な指摘などを受けられ、自分の弱点などにも気がつくことが出来たので、とても有意義なものだったと思います。

教授や事務局の方にも大変お世話になりました。
ちょっとしたことでも気軽に相談出来たり、勉強中の些細な質問にも親身に応えていただけるなど、卒業後も変わらずにサポートしていただけました。

試験勉強中、気分転換などは取り入れていましたか?

1年ほど前から運動と気分転換を兼ねてヨガを始めました。
この法科大学院で知り合った友人に紹介してもらったのですが、リラックスも出来るし集中力も高まったかな? と思いますね(笑)

友人達と食事に行ったりお酒を飲みに行ったりもしていました。
そんな時も勉強の話題が中心になったりするのが意外と思われがちですが、勉強机に向かって勉強するのとはまた違って、それも気分転換になるんです。
環境が変わると言うか、これもリラックスという意味で良かったんだと思います。

本学法科大学院へ入学を検討されている方へメッセージをお願いします。

少人数制のため、豊富な経験をもった実務家教員や互いに指摘しあえる仲間との距離感が近く、それだけでも他大学にはない恵まれた環境だと思います。
また、蔵書や24時間利用できる自習室など、施設や設備面でも勉強する環境がとても良く、これから学ぼうと思っている方にもお薦めしたいポイントです。
ぜひ多くの人にこれらを上手く利用して欲しいと思います。

── ありがとうございました。二本柳さんのご活躍を祈っております。

2011年度新司法試験合格者 標準既修課程2010年3月修了|浦澤 佳弘|教授や事務局が一丸となって学生を育てる、そんな法科大学院です

── この法科大学院は未修者に優しく、そして未修者が強い。
既修者として入学し、司法試験合格を手にした浦澤さんがなぜそう思うのかお伺いしました。

合格した時の率直な感想をお聞かせください。

合格がわかって、最初に「これで受験勉強から解放される」とホッとした直後、爆発的に「嬉しい!」という思いがこみ上げてきました(笑)
感触としては去年よりちょっと良かったと思う程度だったので、今回も合格は難しいかと思っていたのですが、合格できて大変嬉しかったです。どんなに勉強しても、受かるかどうかはわからないのが新司法試験だと思っているので、今回は幸運にも恵まれたと思っています。
3年間、諦めそうになったけど、続けてきて良かったと思っています。

本学法科大学院の良さはどんなところだと思いますか?

少人数の学生同士で切磋琢磨できること、教授との距離が近く気さくに対応していただけること、希望する本をすぐに揃えてくれるなど素早い事務局のバックアップがあること、それらは勉強するには申し分無い環境だと思います。

写真:浦澤 佳弘

その中でも合格の決め手になったのはゼミだったと思います。
私は既修で入学したので、2年間だけ法科大学院の授業を受けていました。
卒業後、最初の試験では残念ながら不合格となりましたが、そこで気持ちを入れ替えてもう1年勉強を頑張ろうと思ったんです。同じ年に入学した未修3年生と一緒のゼミに参加し、自分が既修であることは忘れ、切磋琢磨出来る環境に自分を置きました。

ゼミ自体は他の大学院でも行っていると思いますが、この少人数の法科大学院だからこそ、ゼミでわからなかった事や疑問に思ったことを教授に直接聞ける環境があり、それが素晴らしいと思います。
わからないことをそのままにするのではなく、変な遠慮などなく教授のところに聞きに行ける。
大きな法科大学院とは違い、教授陣や事務局が一丸となって学生を育てているという雰囲気が学生側にもわかるんです。
その結果、他の大きな法科大学院に負けない実績を出せているのが、本学法科大学院の最大の魅力ではないかと思っています。

教授の指導方法や授業スタイルについてはいかがですか?

刑事系の授業など実務科目で、例えば小林充教授のような実務家教員の方から直接お話を聞けるのは、本学における魅力の一つだと思います。
また、矢吹教授の授業のようにソクラテスメソッドで授業が進む授業についても「現場で考えるチカラ」を養うのにすごく良かったと感じています。
特に実務家教員の方々の授業には無駄が無く、具体的な事案に対しての分析力や、問題に直面した時の解決力など、学ぶことは大変多かったと思います。
新司法試験では、この分析力と問題解決能力を試される場面が多いので、より実践的であると思います。

本学法科大学院へ入学を検討されている方へメッセージをお願いします。

この法科大学院はカリキュラムがしっかりしているので、授業の予習・復習をきちんと行うだけでも、相当な実力を身につけられると思います。
個人的には未修者に優しく、そして未修者が結果を出しやすい法科大学院だと思っています。例えば1年次と2年次に大学院の授業できちんと単位を取り、3年次は試験勉強に重点を置くなど出来ると思います。
私は既修者として2年次に試験勉強も同時進行で行いましたが、落ち着いて3年計画で受験できることが、ちょっと羨ましかったりもしました(苦笑)

先の通り、教授や事務局が一丸となって学生を育てる、そんな雰囲気がある法科大学院ですので、信じて進んでいただければと思います。

── ありがとうございました。浦澤さんのご活躍を祈っております。

2011年度新司法試験合格者 標準未修課程2010年3月修了|中野 尊仁|地道に合格を目指すことが大切です

── 家族や周囲の方々に支えられて合格出来たと語る中野さん。
合格した時のお気持ちや、この大学院についてお話をお伺いしました。

合格しているとわかった時はどんなお気持ちでしたか?

実は思っていたほど浮かれることは無かったんです。
もちろん「よし!」とは思いましたが、応援してくれた方々の気持ちに応えることが出来た、という気持ちの方が強かったですね。試験が終わった直後に大きなミスに気がついていましたし、最後の受験と言う事もあって、既に他の進路のことも考えていました。
新しい道に向けて気持ちを切り替えていましたから、合格した実感がないというか…。
結果的に合格できて非常に嬉しかったのですが、その喜びを実感できたのはもっと後になってからでしたね。

どのような時に実感できたんですか?

お世話になった弁護士の先生にお祝い会を開いていただいたりしている中で徐々に実感できるようになりました。
一番実感できたのは、久しぶりにロースクールへの通学路を歩いた時です。

ロースクール在学中は単身で札幌に居ましたが、司法試験終了後は家族が住む帯広に帰っていました。久しぶりに札幌に来て通学路を歩いた時、毎日雨や雪の日もこの道を通って学校に行ったことや、歩きながら、条文のテープを聞いたり定義を暗記したりしたこと、電話で妻と子供のことを話しながら歩いたことを思い出しました。
振り返ってみて「本当に大変だったなぁ」、「合格してよかったなぁ」としみじみ思いました。
妻や子供にも苦労をかけたので、家族みんなでつかんだ合格だと思っています。

ただ、今はもう「これから自分は何が出来るのか」を強く考えています。
まだ実際に仕事に就いて何かしたわけではないですし、若くはないですから、浮かれることなくしっかりと勉強を続けていきたいと思います。

ご家族の皆さんは喜んでいらっしゃいますか?

はい、とても喜んでくれています。
ただ、もっと派手に家族みんなで喜ぶかと思っていたんですが、そこまででは無かったですね(笑)

と言うのも、先ほどのとおり試験後は不合格だった時の事も考えて、私も妻も気持ちを切り替えていたんです。
合格がわかった時、妻は涙を流してくれましたが、比較的落ち着いていたと思いますね。

大学院での生活はいかがでしたか?

一緒に勉強していた仲間は、みんな私より年下でしたが、年齢が大きく違うにもかかわらず仲良くしてくれて、とても心強い存在でした。
昨年、不合格だった際も、仲間がいてくれたお陰で孤独にならずに済んだと思います。
少人数制で学生一人一人の距離が近いということが、こんなに良い仲間と巡り会わせてくれるとは思っていませんでした。

大学院での勉強は「教えてもらう」だけじゃなく、いかに「自分で学ぶ」かが大切だと思うんです。
この大学院は、その意味での支援やサポートも大変充実していると思いました。
教授や事務局の方々はもちろんそうですが、警備員や清掃員の方々を含め十分な環境を提供してくださっていたので、集中して勉強できたと思います。

こんなにも環境を整えてくれていることに感謝している学生は多いと思います。
学生はみんな、多かれ少なかれ「学校のために合格したい」という気持ちがあるんじゃないでしょうか。

法曹の道を目指したきっかけ、これからの目標などを教えてください。

写真:中野 尊仁

金融関係の企業に就職し、北海道で営業を担当した後、本社の法務部に異動になったんです。
仕事で法律にかかわったり、弁護士の先生と接したりしているうちに興味が湧いてきて勉強を始めようと思いました。

会社を辞めて勉強し始めた時には、友人や後輩がバリバリと働いているのを見聞きすると、焦る気持ちがありました。
しかし、本学での生活が充実していたので、会社員のままでいるよりもいい時間を過ごすことができていると思えるようになりました。
社会人経験があったからこそ、勉強に時間を使えることの貴重さを感じながら日々勉強することができたように思います。

目標といえるほどのものではないかもしれませんが、依頼者の話をしっかり聞ける弁護士になりたいと思います。
司法修習の期間に実務に出るための準備をしっかりとしていきたいと思います。

これから法曹を目指す方、本学へ入学を検討されている方にメッセージをいただけますか?

いくら良い授業を受けても、しっかりと自分のものに出来なければ意味がないです。
本学は「良い授業」だけではなく、「自分のものにするための勉強環境」も整っています。
新司法試験に合格したいと強く思う人にはお勧めしたい法科大学院だと思います。
本学は、コンスタントに合格者を出し、実績も伴ってきたと思いますので、後輩の方々にも地道に頑張っていただきたいです。

── ありがとうございました。中野さんのご活躍を祈っております。

2011年度合格者(1)2011年度合格者(2) | 2011年度合格者(3)