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2011年度新司法試験合格者 標準未修課程2008年3月修了|渡邊 美都|本学は年々恵まれた環境になっていると感じます

── 社会人経験を経て、本学1期生として入学された渡邊さん。
社会人時代の大変さに比べたら、まだまだ頑張れたと語ってくださいました。

合格がわかった時の率直なお気持ちは?

2回目の受験だったんですが、合格した実感はまだないです。なんだか嘘みたいで(笑)
1期生としてこの法科大学院に入学して、卒業後すぐに1度受験した後、今回の受験までに2年間は勉強期間にしていたんですが、今回で合格できるとは思っていませんでした。

法科大学院での学生生活などはいかがでしたか?

写真:渡邊 美都

法科大学院で授業を受けている間は、講義の勉強と司法試験の勉強で大変でしたが、卒業後は勉強するのもしないのも自分の意思だけだったので、別な意味で大変でした。
楽しくもあり、結果が出ないと辛くもあったんですが、ただ勉強を止めようとだけは思いませんでした。
この法科大学院では、卒業後も自習できるスペースを用意してくれて、教授の方々や事務局の方々も当時と変わらずサポートしてくれるので、ここで勉強することができて良かったと思っています。

在学時代は友人2~3人で集まって勉強したり、わからないところを教え合ったりしていましたが、私はその頃から模擬試験を短期目標にして勉強を続けていました。
自分でスケジュールを組まなければならないのは大変でしたが、その忙しさにもいつの間にか慣れ、自分のペースで勉強することが出来たと思います。

教授の方々には精神面でも支えてもらうことが多く、たくさんの励ましをもらいました。
先生方が「頑張っていれば試験に合格できるよ」と言ってくださったのを信じて、勉強を続けることが出来たと思っています。

勉強生活は辛くなかったですか?

先ほどのとおり、教授や事務局の方にサポートしていただいたり、仲間から刺激をもらうことが多かったので辛いことも頑張れましたが、気分転換などを上手に入れることが出来れば大丈夫だと思います。

私は勉強の合間にテレビ(韓流)ドラマを見ることが多かったですね(笑)
好きなタレントが演じているドラマを見ると、気分が晴れるというかストレス発散のような感じで、うまく気分転換出来ました。

社会人として会社勤めしていた経験もあるのですが、それを知った周囲の方からは「また勉強し直すなんて大変だね」とよく言われます。でも個人的には逆なんですよね(笑)
会社勤めをしている時は本当に忙しくて大変で、それに比べると勉強している方が良いと言いますか…。
あの大変さを乗り越えたんだから、勉強が大変で辛くても頑張れる! と思って続けていました。

将来の目標はお持ちですか?

まだまだ弁護士がいない地域も多いと聞きますので、その様な場所で弁護士として仕事できたらと思っています。
元々はそれほど強く思っていなかったのですが、この法科大学院で実務家教員の方々にお話を聞いているうちに、社会生活で困っている方々の役に立ちたいという気持ちが強くなってきました。
そんな今までとは違った考えをもてるようになったのも、この法科大学院ならではだと思っています。

これから本学に入学を希望される方にメッセージをお願いします。

この法科大学院は、教授・事務局が学生の事を本当に親身に考えてくださっています。
少人数制だから出来るとも言えますが、私たち学生の適性や実力を把握した上で指摘してくれるのは他にはあまりないと思います。

私は1期生で入学したので、今とは色々な環境が異なります。
勉強する環境として、この法科大学院は年々恵まれた環境になっていると感じます。
ぜひこの環境を活かして、これから法曹を目指される方々にも頑張っていただきたいと思います。

── ありがとうございました。渡邊さんのご活躍を祈っております。

2011年度新司法試験合格者 長期未修課程2011年3月修了|田村 暢健|社会人で合格できた理由は「意地」「覚悟」だったと思います

── 勤めていた会社から転職し、法曹への道を志した田村さん。
社会人生活との両立など、実体験を元にお話をお伺いしました。

合格がわかった時の率直な感想をお聞かせください。

正直なところ、今回の試験は失敗したと思っていたので、合格がわかった時は驚きました。
今回が初めての受験だったのですが、もちろん合格したい気持ちは強かったものの、まさかという驚きですね(笑)

社会人生活との両立でも頑張ることができた要因は何だと思いますか?

写真:田村 暢健

一言で言ってしまうと「意地」だと思ってます(笑)
前々職を辞め、法律事務所に転職して法科大学院へ通うと決めた時、周囲の人には転職までしなくてもとか、会社を辞めてまでやらなくてもといろいろ言われました(苦笑)
しかし、一旦決めたことだったので、どうしてもやり遂げたかったんです。

その為にも、ダラダラとは出来ないと感じ、意地でも4年間で大学院を卒業し、新司法試験に合格したいと心に強く思ったんですね。その覚悟というか、言ってしまった以上、後戻りは出来ないという気持ちが最後まで頑張れた要因の一つだと思っています。
4年生になって、大学院にこもりっぱなしで勉強を続けることが出来たのも、その強い気持ちがあったからだと思います。

また、大学院入学後に結婚したのですが、その妻の支えも大変大きかったと思っています。
周囲の理解にも恵まれ、妻も頑張ってくれているので、その期待に応えたいという気持ちが強かったですね。

本学の良いところとは何だと思いますか?

やはり環境ですね。
私の場合、社会人生活との両立と言うこともあり、24時間利用できる施設はもちろん、多くの判例集やインターネットの利用環境、それに冷房の効いた自習室は嬉しかったですね(笑)
また、設備的な意味だけではなく、事務局や教授にもいろいろとサポートしていただけました。
教授の方々には、お忙しい中にもかかわらず、メールで質問に答えていただいたり大変助かりました。
少人数制で一人一人をケアしてくれるとは聞いていましたが、まさにそれに助けられる場面が多かったですね。

これから本学に入学を希望される方にメッセージをお願いします。

私は前々職に就いて5年が経った頃、法曹という仕事に興味をもち、本学への入学を決めました。
この法科大学院に入学が決まり、地元札幌で活躍できる弁護士になりたいと思うようになりました。

社会人としての経験がある方にも、その経験を生かせる仕事が法曹であり、この法科大学院はそんなチャレンジを受け入れてくれる十分な環境があります。
働きながら勉強し、新司法試験に合格することも出来ます。
親身になってくれる教授や事務局の皆さん、年齢に関係なく助け合う仲間がいて、社会人にとっても良い環境だと思います。
ぜひ頑張ってください。

── ありがとうございました。田村さんのご活躍を祈っております。

2011年度新司法試験合格者 標準未修課程2009年3月修了|矢田 英之|とにかく仲間に恵まれたと思える、そんな法科大学院です

── 同期の仲間が合格していく中、自分は時間が掛かったと反省する矢田さん。
合格までの数年を振り返ってお話をお伺いしました。

合格がわかった時の率直な感想をお聞かせください。

今回が最後のチャンスでもあり、受験期間が長かったので、合格がわかった瞬間は胸にこみ上げるモノがありました。
勉強で苦労しているのを見ていた家族にも喜んでもらえました。

この法科大学院での良かったことは何ですか?

とにかく一緒に勉強した仲間に恵まれたと思っています。
実は現役受験の際、一緒に勉強していた仲間で合格できなかったのは私だけでした(苦笑)
2009年に合格した、佐藤さん、鍛冶さん、小西さんは共に勉強した仲間で、今年一緒に合格した久保さんは卒業後に一緒に勉強していた仲間です。今回、仲間と同じ法曹の道へ踏み出せたことが良かったし、そんな仲間に巡り会えたのも大変良かったと思っています。
自分一人では伸ばしきれない部分まで、仲間と一緒に勉強することで伸ばすことが出来たと思っています。

この法科大学院の特徴でもある実務家教員の教授方にもお会いできたのが良かったと思っています。
法律の現場経験がある教授のお話を聞くのも勉強になりましたが、そのような教授方が親身にしてくれるのが嬉しかったです。
授業以外でも質問に答えていただいたり、回答を添削してくれることも多かったです。マンツーマンのように接していただける雰囲気は、他の大学院ではなかなか経験出来ないことだろうと思っています。

事務局のサポートや施設・設備が充実している点も良かったと思っています。
勉強をしやすい環境を用意していただけ、自分一人でやろうと思ってもなかなか頑張れないと思うので、このような環境は大変嬉しく思います。

受験に向けて、どのような勉強法をされていたのですか?

写真:矢田 英之

現役の頃は授業と自主ゼミで勉強をしていましたが、卒業後も答案集を使って仲間と例題を共に勉強するスタイルでやっていました。昼間行う勉強会・ゼミに併せて登校し、その後に自習するという感じです。

卒業後は時間がいっぱいあったので(笑)、久保さんと一緒に勉強する機会が大変多かったです。
勉強に煮詰まった時や、なかなか捗らない時なんかも、久保さんとくだらない話をして気分転換する事ができました(笑)
久保さんとは良い仲間には違いないのですが、腐れ縁と言っても良いかも知れないですね(笑)

将来の職種などは既に目標があるのですか?

地元に密着できる弁護士になりたいです。
高校生の頃から法律の仕事をしたいと思っていたんですが、この法科大学院へ進んで、その夢へ一歩近づくことが出来たと思っています。

これから本学に入学を希望される方にメッセージをお願いします。

自分の経験をふまえて言うのであれば、ぜひ「卒業後最初の試験で合格する」という決意で挑んで欲しいですね。
私が卒業後最初の試験で合格出来なかったのは、この試験に合格するという気持ち、姿勢が足りなかったんじゃないかと反省しています。

確かに法科大学院での勉強と新司法試験の勉強を両立していくのは大変な事も多いです。ただ、そこでどれだけ集中して勉強出来るかが重要だと思います。
勉強するにはとても良い環境が備わっているのが、この法科大学院の特徴でもあるので、ぜひ「試験に合格する!」という強い覚悟を持って挑んで欲しいですね。

出来ることならあの時の自分に「ちゃんと学校来て、机に座って勉強しろ!」と言ってやりたいですね(笑)

── ありがとうございました。矢田さんのご活躍を祈っております。

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