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2010年度新司法試験合格者 標準未修課程2010年3月修了|北野 達也|求められているのは知識だけではなく「考える力」

新司法試験に合格した今、大学院での3年間を振り返ってみていかがですか?

正直言って、司法試験に合格したという実感はあまり無いですね(笑)。ただ、これまでの3年間で努力してきたことが実ったという気持ちはあります。個人的に勉強が好きというのもあると思いますが、この3年間はあまり辛かったという印象はなくて、むしろ楽しく過ごせたと感じています。

新司法試験はそれまでの試験に比べて、知識だけではなくて問題解決の能力とか、対応力・表現力といったものが問われていると思います。この大学院での3年間は学問と言うよりも、現場に近い内容の実務に則した講義をたくさん経験できたので、それらに対応することが出来たと思っています。実務家経験豊富な教授に色々と教わるのは、本を読むだけでは決して得られない貴重な経験でした。

大学院での生活はいかがでしたか?

写真:北野 達也

大学院での勉強は後半に進むほど実務系の講義が増えて、より大変さが増していくと思います。この大学院のメリットである「少人数制講義=ソクラテスメソッド」が、教授との双方向授業を可能にしているので、ただ聞くだけとは違って実務系の講義もしっかり勉強できたと思っています。予習してきた内容だけではなくて、その場で教授から出される課題に対し即座に答える必要があったので、考える力を養うにはすごく良い講義方法だと思います。1対多ではない少人数制だからこそのメリットであると思います。

少人数制でのメリットは、講義に限った話ではありませんでした。この大学院のもう一つの良さは「仲間意識」が強くなることだと思います。勉強ばかりではストレスや疲れも溜まって大変なのですが、そんなときも仲間と一緒にサッカーやフットサルをプレーする事で、良い気分転換になりました。

仲間意識を「馴れ合い」としてあまりよく思わない人もいるかも知れませんが、少なくとも私はこの大学院で、仲間と一緒だったからこそ頑張れたと感じています。3年間、努力を続けるためには学生同士はもちろん、教授や事務局との仲間意識が大切だと思います。

これから受験しようと思う方、本大学院入学を考えている方へのメッセージ

以前と比べると司法試験合格への門戸は広がっていると思います。興味があればチャレンジしてみる価値は十分にあると思いますし、この大学院は少人数制を活かした「自主的に勉強する環境」が整っていると思います。教授や事務局の方々の後押しも強力です。

後は自分のやる気次第だと思って頑張ってください!

2010年度新司法試験合格者 標準未修課程2010年3月修了|小林 杜季子|本学なら「人を育てる教育」を感じることが出来ます

新司法試験に合格した今、大学院での3年間を振り返ってみていかがですか?

合格が解った瞬間は、嬉しいと言うよりも「信じられない…」という気持ちでした。それまでの模試では一度も合格圏内に入ったことが無かったので、ほぼ無理だろうと思いながら受験していたこともあり、まさか合格できるとは思っていませんでした。

この3年間、大変なことも多かったのですが、教授や事務局スタッフの方々の手厚いサポートもあって、充実して過ごすことが出来ました。大学時代とは違ってより専門的な講義は大変でしたが、教授が直接添削してくれるような講義というのは他では経験できないし、その意味でも大切な経験になったと思っています。特に私のように「締切り」があって、後ろから押されて進むようなタイプには向いていたかも知れません(笑)

大学院での生活はいかがでしたか?

写真:小林 杜季子

大学院へ進むと決めた時から、自分の中でも法律の勉強に対する意識が大きく変わりました。でも、もし一人で勉強していたら、今回のように司法試験に合格できていたかどうかは解らないと思います。この大学院で知り合った仲間がいたから、私は3年間挫けずに頑張れたと思います。確かに勉強は大変ですが、みんなのお陰で息抜きも出来ていたと思います。一緒に生活し、一緒に勉強してきたことが良い方向へ進んだと思います。少人数制教育が、そんな仲間達と巡り合わせてくれました。

教授との距離が近いのも魅力で、その教授の気持ちに応えたいと思う責任感のようなものが、私に頑張る力を与えてくれました。教授の方々もその気持ちに応えてくれるように接していただけて、ひとりの人間として認識してくれているという実感が強くありました。大人数の大学院などでは決して得られなかった気持ちだと思うし、それが私の原動力にもなったと思っています。

勉強時間は増えたし、大変な事が多かったのも事実です。でも、そんな仲間や教授の方々と一緒に頑張れたから、辛いだけの3年間では無かったと思っています。

これから受験しようと思う方、本大学院入学を考えている方へのメッセージ

本大学院の良いところは、先輩達との距離が近いこともあると思います。私も昨年合格した方々から色々とお話を聞けましたし、それがヒントになったことも多かったと思います。私のように地道にコツコツと勉強する方法しか知らなくても、この大学院ならそれを伸ばしてくれる可能性があると思います。

教授や事務局スタッフの手厚いサポート、充実した施設や設備を含めて、とにかく活用できるものが多いと思います。大切なのは学校の名前ではなく中身、どこで勉強するかではなく自分がどれだけやるか。この「勉強に集中できる環境」をフル活用して欲しいと思います。

2010年度新司法試験合格者 標準未修課程2008年3月修了|本間 裕美|「諦めない強い気持ち」が、社会人でも合格できた理由です

新司法試験に合格した今、大学院での3年間を振り返ってみていかがですか?

写真:本間 裕美

今回がラストチャンスだったので、合格したと解った時はホッとしました(笑)。本法科大学院の一期生として勉強を始め、卒業後は仕事をしながらの受験勉強だったのですが、頑張って続けてきた結果が出てホッとしています。

特に今回が最後の試験と言う事もあり切羽詰まった中での受験だったのですが、昼間勉強できない分、その焦りというか精神的な緊張感が、良い集中力を生んだようにも思います。この1年間はとても充実した勉強をする事が出来たと思っています。

2年前に卒業してから、本学の法務研究員として勉強を続けていたので、夜間の勉強は自習室を利用して行なっていました。17時半頃に仕事を終え一旦帰宅、20時頃から24時頃までを自習室での勉強時間に充てていました。仕事をしながらの受験勉強は正直言って大変だし、体力も必要でした。勉強時間が普通の人の半分以下でありながら、同じ土俵で闘わなければならないというプレッシャーもありました。

ただ、そんな中でも合格できたという事が、今後の社会人受験生の皆さんにも励みになってくれればと思っています。もちろん自分一人の力だけでは合格は出来なかったと思っていますが、本学であればそれをサポートしてくれる教授陣や事務局、勉強に適した環境も揃っていますので、ぜひ活用して欲しいですね。

大学院での生活はいかがでしたか?

大学院に通っている間はもちろん、卒業後に仕事を続けながら合格を目指すにはモチベーションが大切です。良いモチベーションを保つには「将来、自分はどんな法曹になりたいのか」を具体的にイメージする事が良いと思います。司法試験に合格することを目標にしてしまうと、勉強の大変さに挫けてしまうこともあるかも知れません。将来の自分自身を目標にして、挫けそうになった時には一度原点に立ち返ってもう一度頑張るという繰り返しが良いモチベーションの維持になると思います。

これから受験しようと思う方、本大学院入学を考えている方へのメッセージ

まずは「法曹として将来やってみたいこと」をイメージするのが大切ですね。それが勉強をする原動力にもなりますし、大変な時でもやり続けるために必要な事だと思います。

本学は一緒に勉強する仲間、教授陣、事務局との距離が近いのが大きなメリットです。教授の方々は卒業生を含めて全学生の顔と名前を覚えていてくださるので、個人の力や個性を知った上で的確な個別指導を行なってくれます。事務局の方々は手厚いサポートで、勉強に集中する環境をとことん準備してくれています。この距離の近さや関係性が少人数制のメリットだと思いますし、とても心強い事だと感じています。

また、実務家教員が多いので、実際の経験を元にした「現場のお話」を聞く機会が多いのも魅力と思います。実務上のお話を聞いていると、どのような考えの元に実務が行なわれているのかが解り、結果として新司法試験で求められている「考える力」を育てることにも繋がっていると思います。

後は自分のやる気次第です。この環境をどう使うか、どのように学ぶのか。自分自身が勉強に取り組む姿勢が大切になってきます。本学のメリットを大いに活かし、上手く利用して欲しいと思います。