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ホーム > 弁護士インタビュー: 千歳しらかば法律事務所 弁護士 小西 友和(35)

千歳しらかば法律事務所 弁護士 小西 友和(35) 勤務地:千歳 2009年度新司法試験合格・標準既修課程2009年3月終了

法曹の道を選んだ理由はなんですか?

平成13年に司法書士に合格した時に妻と知り合って、2人で司法書士をやるよりも、もっと仕事に拡がりがあるほうが面白そうだと思ったのと、法曹に漠然とした夢を持っていたので私は司法試験へ挑戦する事にして、妻が働くという感じで目指しはじめました。

5年間はずっと一人で勉強をやっていて、本校には2年間在籍しました。
7年かかって司法試験に受かったっていう感じですかね。その時々で勉強する環境も整ったのもありまして、やっぱり夢は夢でしたから。どうにかこうにか続けられて受かったという感じです。

弁護士という仕事は、元々この仕事を選んだきっかけにも近いのですが、自分のペースで仕事ができる事が魅力でした。実際にはそんな事はないのですが・・・。(笑)
相談してくれる一人ひとりに対して、迅速性と正確性を高めて、任せてもらえ、信頼に値する弁護士でありつづけたいと云う事を展望として持っています。

千歳という地域でその様にやっていれば仕事も結果的に拡がっていくものだと思っています。

今もそうでなくてはいけないと思うのですが、まだまだこれからですね。

一度社会経験を積まれて大学院に入学したのですか?

平成12年に北海学園大学の法学部を卒業し、平成13年に司法書士に合格。その後、大学院に入学するまではずっと1人で勉強をしていました。
その間は、派遣社員として、本州の自動車工場で働いてお金を貯めたり等、アルバイトをしていた時期はありますが、正社員として勤務したことはなかったんです。

本校は、一度社会に出てから入学してくる人も多いですよね。社会経験を積まれた方って、就職を考えた際に年齢的な事を気にする事も多いという話ですが、採用する側として見たら、社会経験があることで安心感もあると思います。

すごく責任の重たい仕事です。相談の聞き取りをしてカウンセリング的な事もして、それに対応して法的な手続きをして、解決に向けて、クライアントと二人三脚で進めていくじゃないですか。そうなるとやっぱり、社会経験を積んだ方の方がそういったスキルに長けているんじゃないかと考えてくれる先生も多いと思います。

なので、私は、きちんと社会経験を積まれてる方にマイナスな事ってそうないと思うんですよね。私が知っている社会経験を積まれてる方は就職もきちんと決まっていますので、年齢的なハンデを気にする必要はないと思いますよ。

在学当時どの様に勉強をしていましたか?

印象に残っているのは自主ゼミですね。自主ゼミを仲間で組んで、問題をみんなで持ってきて全員で時間決めて解いて、論文を見て批評し合って、みたいな事を週2~3回で試験が終わるまでやっていました。

大学院に入るまでずっと1人で勉強していたので、はじめて同じ道を目指す仲間がずっと側にいて、人数も小規模でみんな顔が見えて、お互いに意見できてそれが刺激になって、モチベーションになりました。ライバル意識というより、一緒に合格したいという思い。一人だけ受からないのは嫌だなという意識はありました(笑)。
優秀な人間が多かったのでそれも刺激になりました。

本大学院で良かった事はありますか?

事務方も含めて、要望を出したら検討してくれて、我々が合格しやすい様に具体的に動いてくれた事ですね。欲しい本を頼んだら、すぐに取り寄せてくれた事もありました。

ひとりひとりに判例検索システムのIDがもらえていて、自由に使えるんです。専用の自習机も確保されていて、24時間自習室に明かりがついてて、誰かが勉強しているんですよ。

また、法科大学院専用の図書館もあり、図書がとても充実していました。これだけ勉強に集中しやすい環境は中々ないと思います。

HGUならこんなサポートも

  • ・年間1人30,000円を限度として、各自で図書を購入できます。また、最終学年に新司法試験六法を配布します。
  • ・在学生全員にコピーカードを支給します。
  • ・プリンター用紙を現物支給いたします。
  • ・自主ゼミを実施する場合、申請書により1グループ毎に1万円のコピーカードを支給します。
  • ・在学生全員に教材費として経済的支援を行います。
  • ・オンライン検索システムが充実しています。
  • ・オリエンテーション研修費(宿泊費等)は、大学が負担します。

詳しくはこちら

司法試験で大変だった事はどんな事ですか?

育児しながらの勉強だったので、それが結構大変でした。子供は本学入学当時で2歳くらい。すぐ病気しちゃうのが何年も続いて、一旦病気ににかかると一週間から10日ほど保育所にいけなくなっちゃうんです。それって時期が分からないですよね。それが試験の1週間前とかになって、その1週間を看病に使ってしまったり。大変でした。

その時に焦ってもしょうがないので、どんな事があってもこなせるようにスケジュールを決めて、最低限の勉強をこなすノルマを最初から決めておいて、毎日必ず守る事。それを続けて、小さな達成感を味わいつつ、毎日これだけ勉強しているんだという自信を自分に与えていました。

大変ではあったんですが、ずっと無職でいる姿を子供に見せるわけにもいかないじゃないですか。(笑)やっぱりきちんと夢を叶えている姿を見せてあげなきゃいけないなという思いがありました。

家族の存在に精神的にも経済的にも支えられたのが、私が長く勉強をやり続けられた一番の要因なんでしょね。

修習期間で大変だった事はどんな事ですか?

修習期間は裁判所に配属され、その中で検察と弁護士事務所を2ヶ月単位でぐるぐる周りました。学生の時とは違い、生の事件を任せてもらえました。人の人生に影響を与えてしまう責任の重い仕事である事を実感した時期でした。

やれることを全てやったら、その事件に関して思い詰めすぎてもよくないということも教わりました。やれる事を全部調べてやっているという自負があれば責任の重さからくるプレッシャーも跳ね除けられる様になるのかな。

いい意味での距離感を保てる様にならないといけないんでしょうね。その上でベストを尽くすと。やっぱりなかなかその領域まではたどりつけないんですけどね。

今にして思えば、やれる事を全部やったら気分を変えて修習期間をもっとエンジョイすれば良かったと思っています。不安になりすぎると、負のスパイラルで逆に就職も決まりにくくなるかもしれないし、面接に行っても自分を出しきれなくなる事もあるかと思います。
やれる事をやったら割りきってあとは楽しむといいと思います。

なぜ就職後、すぐに独立したのですか?

やっぱり修行は必要だと思うんですよね。一通り経験しないと。多種多様な事件が来ますから。その手続き的な面もひとつひとつ違いますし。そういうのを身に付けたいと思って、まず就職しました。

ただ、もともと、地方で妻と共同で事務所をやりたいという展望があったので、当初から早目に独立したいと思っていたんです。

自分の地元は登別で、登別で独立も考えたのですが、身近過ぎるとやっぱり皆も相談しに来づらいかな。みたいのもありますし。なので妻の地元である、千歳で独立しました。

千歳の弁護士は私で3人目なんです。

裁判所近くじゃないと弁護士側が不便なんですよ。裁判って一般の方が想像するのと違って、1回の審理が5分・10分とかで終わっちゃったりすることもあるんです。弁護士からしてみると、やっぱり裁判所の近くに事務所がある方が仕事の効率は絶対にいいので、裁判所のない市町村には弁護士がまだ少ないのかなと思います。

私の場合は、たった1件5分の時間のために札幌の裁判所まで1時間弱ずつかけて行ってくる日もあるわけですが、逆に(千歳の)クライアントの立場で考えたらお年寄りの方もやっぱりおられますし。そういった意味ではクライアントの利便性を考えたら、この場所に事務所があってもいいのかなとずっと思っていました。

最後にメッセージをお願いします

私もまだまだ無我夢中で、誰かにアドバイスできる立場じゃないんですけども、大変さはありますが、一生をかけるのに値する仕事だなと思ってます。

困難は多々ありますけど、事件をまとめあげられた時の充実感はすごいものがあります。やってみたいと思える気持ちがあるのであれば、挑戦すべき価値のある仕事だと思います。

この仕事ってどこまでいっても極めた事にならないんだと思います。クライアントの説得や、信頼を得る方法に関しても。もちろん論理を組み立てる事に関しても。そういった意味でも一生やりがいも尽きない仕事だと思いますし、そうやって仕事をしていれば、これからどんな時代になっても、みんなそれなりに経済的にも報われるんじゃないかと思ってます。まぁ、楽観的かもしれないですけど。

やりがいも充実感もある仕事なので、あきらめずに法曹の道を目指して欲しいと思います。

千歳しらかば法律事務所 弁護士 小西 友和(35)

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