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いざ出陣

 今年初めての修了生を出し、2名が司法試験に合格した。これまでの努力をねぎらい、これからの活躍に期待を込めて、祝賀会が行われた。どちらかというと、出陣式みたいなものだ。  さて、相変わらず、合格者数とか合格率を取りざたする外野席がうるさい。数値だけから物を言うなら、何とでも言える。たとえば、今年修了した受験者だけを対象として合格率を比較すれば全国51位であり、既修者に限定すれば合格者数40位、合格率13位だ。しかし、こうした数値は結果論であって、それ自体に意味はない。全国の学生数と制限された合格…
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環境サミット

 新司法試験制度について、まだまだ考えるべきことはあるが、ちょっと休憩。  秋空が広がり涼しくなったところで、ちょっと古い話ですが、7月7日から9日まで、洞爺湖でサミットが開催された。地元北海道では、洞爺湖サミットを迎え、とってつけたように環境整備が叫ばれる。この環境問題、わからないことが多い。  CO2が地球温暖化の原因と教え込まれてきたけれど、地球が温暖化したからCO2が増えたという見解もあるらしい。鶏と卵みたいだ。この見解によると、CO2の増加による地球温暖化はきわめてわずかなものだという…
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問題の本質

 8月中に研究室を片付けようと思ったけれど、何やかやと忙しく、できなかった。相変わらず、軽い地震でもあれば脱出不能になりそうな状態だ。  さて、法曹人口問題について、知人から興味深い意見を教えてもらったので紹介したい。生産性新聞2008年8月5日号だ。日弁連の「法曹人口問題に関する緊急提言」に対して、鋭い分析がなされている。日弁連が態度を変えた背景は、新人弁護士の就職難が表面化したことにあるが、それだけでなく、問題の根幹には「弁護士のあり方」に対する対立があるという。すなわち、訴訟業務を中心とし…
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法相発言

 夏風邪をひいてしまった。学生諸君に感染させないよう注意したのですが、大丈夫でしたか?(大丈夫じゃなかったと言われても、お詫びにコーヒーを1杯ご馳走するくらいでカンベン)  さて、バテている間に、日弁連の意見書が出され、物議を醸している。意見書に対する意見も公表され、なにやら言い訳がましい釈明も見られる。この点については、順次検証していくことにしよう。今日は、今朝の朝刊に出ていた法相発言に注目。法科大学院の統廃合を考えるべきだという。これは、法曹人口の削減ではなく法科大学院の数を問題にするもので…
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続逆風

 暑い。紙は手につく(汗で)が、仕事は手につかない。さて、前回、某新聞記事について、法律家の数が多くなりすぎるという話をした。各地の弁護士会も、新人への就職支援活動を行うなどの努力をしており、敬意を表したい。法科大学院としても、質の高い法律家を送り出したいと考えているし、その工夫にも日夜取り組んでいる。その記事の中に、気になることがあった。それは、司法修習での質の低下。まあ人数が多くなればそれだけ多様化するのだから、以前と比べて若干質の低下が起こることは、十分承知のうえだったはず。ただ、法科大学…

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