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続・改善の方向1

 改善の方向第1について、?競争性の確保と?多様な人材の確保を考えてみよう。?については、様々な経験と知識を有する人材から法律家を養成するという、新制度改革の柱の一つである。本学も、その趣旨に賛同し、努力を重ねている。だからこそ、教員の負担を若干増やしても、夜間だけで修了できる長期課程を設置し、標準課程の学生にも非法学部出身者の割合が平均よりも多い。  ところがですよ。このことが、逆に最近の法科大学院に対する根拠のない非難(これを風評というのだろう)を前提にすると、法科大学院にたいするマイナス評…
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終身刑

 今年の5月に発足した超党派の議員連盟(あまりいいアイデアを出した記憶がないが)を中心に終身刑の導入が検討されているという。裁判員制度の実施に向けて、無期懲役では軽いが死刑は宣告しにくいという裁判員の心情を考えて「判断に苦しむ裁判員を救済する」ということのようだ。そんな意識では、裁判員制度もおぼつかないと思うが、それはともかく、刑罰としての意義を正面から議論しなければならないだろう。  そもそも、無期懲役刑は軽い刑罰なのか。たしかに服役して10年を経過して改悛の情がある場合、地方更生保護委員会が…
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「中間まとめ」改善の方向1

 改善の方向その1は「入学者の質と多様性の確保」とされている。入口部分の質の向上といってもいいだろう。「中間まとめ」によれば、?競争性の確保、?適性試験の改善、?多様な人材の確保が具体的なテーマである。もっともな分析であると思う。とくに、?適性試験については、2つの適性試験が実施されており、両者の関係が十分な調整を経ているのか分からない(得点の換算表は発表されているが)。また、適性試験が真に「適性」試験になっているのかの検証も困難な状況にある。「適性試験」である以上、一定の点数を獲得しなければ法…
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中教審「中間まとめ」

 10月から11月にかけて、文科省(法務省と協力)による全法科大学院に対するヒアリングが行われた。中教審の「法科大学院教育の質の向上のための改善方策について(中間まとめ)」(平成20年9月30日)を受けて、意見交換をするというものである。そもそも「中間まとめ」とはどのようなものであるのか。 まず、新制度は総体としてみれば、法科大学院を修了した司法修習生の素質・能力も司法修習生の指導に携わる関係者からは、従来に比べて遜色はないばかりか、いくつかの点で優れた点が見られるとの評価がなされている点を指摘…
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法相記者会見

 法務省HPに10月10日の法相記者会見が掲載されている。今月、全国の法科大学院に対して文科省が行う一斉ヒアリングに、法務省も同席することについての質疑。 「Q:いろいろ教育の質が取りざたされている法科大学院について、・・・ヒアリングに法務省も同席されるということなのですが、この辺の動き、お考えについてお伺いしたい。」  ちょっと待て、「いろいろ教育の質を取りざた」しているのは、誰だ。あなたたち外野席の連中ではないのですか。それを、あたかも当然の客観的な事実のように言うな。それはともかく、法相の…

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