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Posted by : 事務局

強風に逆らって

 法科大学院に対する風当たりが強い中、それでも、当面は、法科大学院を維持しようと思う。  北海道には、広い意味で法律的な支援を必要とする住民は、まだまだ多い。トラブルに巻き込まれたときに、どうしたらいいのか、どこに行けばいいのかわからず、そのまま理不尽な状態に甘んじる人も多い。民事のトラブルで駐在所に救いを求める人もいる。札幌には、弁護士がたくさんいるのに、相談にいきたがらない。法律とは無縁の生活をしているのが通常であるから、敷居が高い(弁護士に依頼すると裁判になると思っている人が多い)のである…
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新制度の発展を目指して

 新制度を維持・発展させていくためには、さまざまな領域での改善努力が必要である。しかし、そんなグチをこぼしているだけでは、どうにもならない。今、法科大学院としてできることをするしかない。では、何をすべきか。何ができるか。一言で言えば修了生の質の向上であろう。そのためには、?教育内容の充実、?教育能力の向上、?厳格な成績評価が、差し当たり取り組まなければならない課題といえようか(思いつき)。  まず、?教育内容の充実。いかなる知識をどのような方法で教授するべきか。その前提問題として、いかなる到達目…
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「中間まとめ」改善の方向2と3

 改善の方向第2は、修了者の質の保証である。そこでは、?共通的な到達目標の設定と達成度評価方法、?教育内容の充実と厳格な成績評価・修了認定の徹底、?司法試験との関係が具体的なテーマである。  ?は、司法試験受験者や司法修習を受けている者のうちに、基礎的な理解や思考能力が十分身についていないと思われる者が一部に見られるとの指摘を受けたものである。この現状把握に問題があることはすでに触れてきたので、それは別問題としておこう。  ?は、法科大学院のカリキュラムについて、以前から指摘されていた授業時間数…
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続々・改善の方向1

「続・改善の方向1」の続きです(当たり前か)。  「競争性の確保」は、法科大学院に限らず、一般に何らかの試験で合否を判断する場合に、入学者の質を高める方策として言われるものであるから、当然のようにも思われる。しかし、ここにも落とし穴がある。  競争性の確保は、言い換えると、多くの志願者を確保することとも言える。したがって、競争性の確保が、入学者の質を高めるためには、志願者の質(というものがあることを前提にすれば)全体にわたって平均的に志願者が増えることが必要である。そのためには、法律家に対する魅…
Posted by : 事務局

いよいよ裁判員

 まもなく裁判員制度が始まる。裁判員候補者への通知も始まった。しかし、何となく世の中の動きがしっくりこないのは気のせいか。周りの人からは、「裁判員って何するの?」「候補者にはどうしたらなれるの?」「候補者に選ばれたらどうすればいいの?」「裁判の間、仕事はどうなるの?」・・・、実際の裁判が行われる半年ほど前の状況とは思えない。しかも、導入延期の声明を出した弁護士会があったり、裁判員制度反対のデモなどもあったように聞く。何となく奇妙な感じがする。  ところで、裁判に素人(職業裁判官に対して、こう呼ぶ…

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